椅子の中に人が！江戸川乱歩美女シリーズ　Ｍｙベスト１３　禁断の実の美女

　椅子の中に人間が隠れる、そったらことあり得ないじゃな。突拍子のないことを考えるのが江戸川乱歩。いやあり得るか、作れそうか。中に入ったらぬぐいし、ちちこまってるじゃな

　原作「人間椅子」は、わの大大大スキな物語。美女シリーズ「禁断の実の美女」はだいぶアレンジしたもんだ。さすがに２時間枠での映像化には無理があったか？放送は、お馴染みとなった正月シリーズの１９８４年１月７日。エロいシーンもあってさすが昔懐かしドラマ。今では考えられないよ

　原作ではない殺人もあり、椅子の中から針？で心臓をグサッ。刺された方は一瞬の出来事で「何が起こったの？」。カップルのハイキングのシーン、おもへ。「見ちゃやーよ」なんて、そこらですんだな

　美女役は萬田久子さん。椅子職人役のレオナルド熊さん、適役だね。秘書役の森田理恵さん、スタイルいいじゃ

　犯人と動機はありがちな話でちょっとイマイチなんだども、ドラマ観てけろー。原作も読んでけろー、びっくらこぐぞー

　へばっ！

　そったら（そんな）　ぬぐい（暑い）　ちちこまってる（しゃがんでる）　わ（私・自分）おもへ（おもしろい）　すんだべ（するんだろう）　へばっ（それではまた）

　明智小五郎と推理作家北見佳子は飛行機内で知り合う。佳子から誘いがあり待ち合わせのホテルでは、佳子と婚約者高杉孝太郎家族が顔合わせをしていた。そんな中、佳子が何者かに襲われる

　佳子に恋慕する椅子職人黒川は、婚約報道にショックが隠せない

　その後、孝太郎が銃で撃たれ、孝太郎の妹が椅子に座った状態で殺される。秘書まで殺された

　魔の手は、孝太郎の父ともう一人の妹へ。高杉一家を狙う真犯人の目的は何なのか？珍しく明智が激怒するラストへ