目立たない星!江戸川乱歩美女シリーズ Myベスト6 黒水仙の美女

ざっくりレビュー

 「黒水仙の美女」の放映は1978年で美女役はジュディ・オングさん。台湾出身の歌手で1979年に「魅せられて」でレコード大賞受賞したな。わも大好きな曲だじゃ。どうもそのイメージが強くて。前年にこのドラマに出演していたんだなと今さらジロー

 物語は、得体の知れない黒いヤツが跳んだり跳ねたりで伊志田家につきまとうのだども、そいつの正体がまさか、いががよって感じ

 お決まりの入浴シーンは次女悦子役の泉じゅんさんだがスタイルいいな、わのまなぐも見開くじゃ。殺されるシーンは圧巻だ

 最大の見どころはやっぱラストだべ。明智小五郎が生存者を集めて犯人を暴くシーン、みんなに見つめられた犯人は潔かったな。覚悟していたように自決した犯人を見届けるシーンは、それまで流れていた音楽がピタっと止まり、空中ブランコがゆらゆら揺れ、明智の最後のセリフまでの静まりかえる演出。このシーンがあってこそのベスト6だべな

 へばっ!

 わ(私・自分) いががよ(お前か) まなぐ(眼) へばっ(それではまた)

江戸川乱歩美女シリーズ第5話「黒水仙の美女」より
ざっくりあらすじ

 伊志田鉄造の彫刻展を訪れていた明智小五郎は、伊志田氏の長女待子から相談を受ける。得体の知れない黒い影に脅かされている・・と

 伊志田邸で明智は、その影となる人物に出くわし怪我を負った。また、伊志田邸に仕える家政婦の三重野早苗までもが。その後、後妻の君代、次女悦子、三女鞠子と次々に殺され、荒川という青年まで

 財産狙いと推理する明智は伊志田家の過去を調べあげ、真犯人を問い詰める。シリーズの中でも屈指のラストといえる真犯人の最期とは?

◇ 主なキャスト

伊志田鉄造(彫刻家)・・・岡田英次

伊志田君代(後妻)・・・空あけみ

伊志田太郎(鉄造の長男)・・・北公次

伊志田待子(鉄造の長女)・・・ジュディ・オング

伊志田悦子(鉄造の次女)・・・泉じゅん

伊志田鞠子(鉄造の三女)・・・石川えりこ

伊志田たみ(待子の祖母)・・・原泉

伊志田静子(先妻)・・・玉井ゆみ

三重野早苗(家政婦・看護師)・・・江波杏子

荒川・・・伊藤哲哉

明智小五郎・・・天知茂

文代・・・五十嵐めぐみ

浪越警部・・・荒井注

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