喜怒哀楽カンフー! ジャッキー映画 Myベスト20 クレージーモンキー 笑拳
子供の頃からのヒーロー:ジャッキー・チェン。数多くある作品の中から厳選した20作品。まずは、Myベスト20に選んだのが、クレージーモンキー 笑拳。拳シリーズの中でも代表作の1作品であるでしょう。喜んで怒って哀しんで、最後は笑います
ジャッキー映画 Myベスト20
クレージーモンキー 笑拳
原題:笑拳怪招
The Fearless Hyena

【主なキャスト】
興隆(シンロン):ジャッキーチェン
陳鵬飛(チェン、ションロンの祖父):ジェームス・ティエン
八本足麒麟(チェンの弟子):チェン・ウェイロー
任:ヤム・サイクン
チンピラ三人衆
大熊:チェン・フーシェン
石の玉子:ワン・ヤオ
石富(道場の師範):リー・クン
【あらすじ】
「鉄の爪」と呼ばれる暗殺者任は、シンロン(ジャッキー・チェン)の家系の拳法全滅を企む残忍な男であった。だが、シンロンの祖父:チェンを探せないでいた
チェンは身を隠していた。そして、後継者としてシンロンを鍛えるが、当のシンロンは弱音を吐くなど真剣味がなかった
シンロンは、祖父に内緒で町道場の用心棒となって小遣い稼ぎをするようになる。そこで、チェンから教わった技を披露した。やがて、そのアルバイトがチェンの知ることとなり、チェンは町に足を運ぶが、そこで暗殺者任に居場所を突きとめられてしまう
目の前での祖父の死・・・あまりのショックに落ち込むシンロンだが、チェンの弟子「八本足麒麟」に鍛えられ、一門の奥義を伝授し、いざ対決へ!
【ラストバトル】
人間の感情である喜怒哀楽に基づいた奥義「笑拳」により祖父の仇を討つ
【お気に入りのシーン】
チンピラ三人衆に絡まれるも、拳法をかじっていたシンロンに歯が立たず。挙げ句の果てに、こんなことに。埋もれてんかい
【修行シーン】
この作品の見どころはやっぱり、目の前で殺された祖父の復讐。シンロン(ジャッキー・チェン)にとってはあまりにも残酷な時間だった。目の前で祖父が戦っているのに自分は何もできない、助けてやれない。最大の見せ場であるこのシーンは心打たれるものがある
アルバイトでの女装シーン等は、笑いを意識しすぎたのか、ちょっと残念。修行シーン・対決シーンは、酔拳や蛇拳と比べれば物足りないが、仇を討つという意味では、木人拳にひけをとらない名作である