影響の大きい音楽 Myベスト9 日本レコード大賞

 大晦日は家族揃って「日本レコード大賞」そして「紅白歌合戦」我が家の行事でもありました。日本レコード大賞の第1回が1959年。私は生まれてませんので、リアルタイムでは知りませんが、本格的に観たのが第17回の1975年ころだったと思います。家族で、誰が大賞なのか?当てっこしたりして家族団欒のひととき。そういう意味で、私にとって影響の大きい音楽番組です

【歴代受賞者一覧】

※ 回数、開催年、受賞曲、歌手(所属、作詞・作曲・編曲等は省略させていただきます)

第  1回 1959年 黒い花びら 水原弘

第  2回 1960年 誰よりも君を愛す 松尾和子、和田弘とマヒナスターズ

第  3回 1961年 君恋し フランク永井

第  4回 1962年 いつでも夢を 橋幸夫、吉永小百合

第  5回 1963年 こんにちは赤ちゃん 梓みちよ

第  6回 1964年 愛と死をみつめて 青山和子

第  7回 1965年 柔 美空ひばり

第  8回 1966年 霧氷 橋幸夫

第  9回 1967年 ブルー・シャトウ ジャッキー吉川とブルー・コメッツ

第10回 1968年 天使の誘惑 黛ジュン

第11回 1969年 いいじゃないの幸せならば 佐良直美

第12回 1970年 今日でお別れ 菅原洋一

第13回 1971年 また逢う日まで 尾崎紀世彦

第14回 1972年 喝采 ちあきなおみ

第15回 1973年 夜空 五木ひろし

第16回 1974年 襟裳岬 森進一

第17回 1975年 シクラメンのかほり 布施明

第18回 1976年 北の宿から 都はるみ

第19回 1977年 勝手にしやがれ 沢田研二

 第19回の大賞候補は他に、愛の終着駅(八代亜紀)、愛のメモリー(松崎しげる)、風の駅(野口五郎)、気まぐれヴィーナス(桜田淳子)、秋桜(山口百恵)、思秋期(岩崎宏美)、津軽海峡・冬景色(石川さゆり)、星の砂(小柳ルミ子)、ボタンを外せ(西城秀樹)

 「勝手にしやがれ」は大好きな曲で、作曲者は太陽にほえろ等の大野克夫氏

第20回 1978年 UFO ピンク・レディー 

第21回 1979年 魅せられて ジュディ・オング

 第21回の金賞受賞は他に、おまえとふたり(五木ひろし)、おもいで酒(小林幸子)、カサブランカ・ダンディ(沢田研二)、関白宣言(さだまさし)、しなやかに歌って(山口百恵)、ビューティフル・ネーム(ゴダイゴ)、舟唄(八代亜紀)、万華鏡(岩崎宏美)、勇気があれば(西城秀樹)

 「魅せられて」は、筒美京平氏作曲。大ヒットした理由がよくわかります

第22回 1980年 雨の慕情 八代亜紀

第23回 1981年 ルビーの指輪 寺尾聰

 第23回の金賞受賞は他に、あなたひとすじ(川中美幸)、命あたえて(森進一)、哀しみ本線日本海(森昌子)、人生かくれんぼ(五木ひろし)、ス・ト・リ・ッ・パ・ー(沢田研二)、すみれ色の涙(岩崎宏美)、センチメンタルガール(西城秀樹)、街角トワイライト(シャネルズ)、もしもピアノが弾けたなら(西田敏行)

 「ルビーの指輪」は大賞の他に、作詞・作曲・編曲賞を独占した大ヒット曲

第24回 1982年 北酒場 細川たかし

第25回 1983年 矢切の渡し 細川たかし

第26回 1984年 長良川艶歌 五木ひろし

第27回 1985年 ミ・アモーレ 中森明菜

 第27回の金賞受賞は他に、男船(神野美伽)、そしてめぐり逢い・・・(五木ひろし)、タッチ(岩崎良美)、デビュー(河合奈保子)、PASSION(早見優)、望郷じょんから(細川たかし)、悲しみにさよなら(安全地帯)、ジュリアに傷心(チェッカーズ)、Romanticが止まらない(C-C-B)

 明菜の大賞を信じてテレビに釘付け。思い出します

第28回 1986年 DESIRE-情熱- 中森明菜

 第28回の金賞受賞は他に、熱き心に(小林旭)、天城越え(石川さゆり)、さだめ川(細川たかし)、Dance Beatは夜明けまで(荻野目洋子)、ツイてるねノッてるね(中山美穂)、時の流れに身をまかせ(テレサ・テン)、浪花盃(五木ひろし)、Baby Rose(近藤真彦)、My Revolution(渡辺美里)

 自分の中では、明菜の2年連続が当確と思って観ていました

第29回 1987年 愚か者 近藤真彦

第30回 1988年 パラダイス銀河 光GENJI

第31回 1989年 淋しい熱帯魚 Wink

 第31回の金賞受賞は他に、男の情話(坂本冬美)、風の盆恋歌(石川さゆり)、川の流れのように(美空ひばり)、北国へ(細川たかし)、TIME ZONE(男闘呼組)、太陽がいっぱい(光GENJI)、ユア・マイ・ライフ(荻野目洋子)、酔いどれて(桂銀淑)、リゾ・ラバ(BAKUFU-SLUMP)

 平成元年の第31回。この年は、Winkがダントツのような気がします

第32回 1990年 恋唄綴り 堀内孝雄

             おどるポンポコリン B.B.クイーンズ

第33回 1991年 北の大地 北島三郎

             愛は勝つ KAN

 第33回のゴールド・ディスク賞(ポップス・ロック部門)は他に、あなたに会えてよかった(小泉今日子)、SAY YES(CHAGE&ASKA)、ASKA(はじまりはいつも雨)、ラブ・ストーリーは突然に(小田和正)

 ゴールド・ディスク賞(歌謡曲・演歌部門)は、他に、流恋草(香西かおり)、悲しみの訪問者(桂銀淑)

 2部門に分かれた大賞2年目。大賞は1曲に!と思っていました

第34回 1992年 白い海峡 大月みやこ

             君がいるだけで 米米CLUB  

第35回 1993年 無言坂 香西かおり 

第36回 1994年 innocent world Mr.children

第37回 1995年 Overnight Sensation trf

第38回 1996年 Don't wanna cry 安室奈美恵

第39回 1997年 CAN YOU CELEBRATE? 安室奈美恵

第40回 1998年 wanna Be A Dreammaker globe

第41回 1999年 Winter,again GLAY

 第41回の優秀作品賞受賞は他に、あの紙ヒコーキ くもり空わって(19)、Automatic(宇多田ヒカル)、北海岸(田川寿美)、君影草(川中美幸)、だんご3兄弟(速水けんたろう、茂森あゆみ)、津軽の花(原田悠里)、Boys & Girls(浜崎あゆみ)、ラストチャンス(Something Else)、LOVEマシーン(モーニング娘。)

 GLAYの楽曲の中で、一番好きな曲です

第42回 2000年 TSUNAMI サザンオールスターズ

第43回 2001年 Dearest 浜崎あゆみ

第44回 2002年 Voyage 浜崎あゆみ

第45回 2003年 No way to say 浜崎あゆみ

第46回 2004年 Sign Mr.children

第47回 2005年 Butterfly 倖田來未 

 第47回の金賞受賞は他に、十六夜の月(w-inss.)、プラネタリウム(大塚愛)、桜(コブクロ)、Eventful(鈴木亜美)、ココロツタエ(夏川りみ)、沙の川(原田悠里)、初恋列車(氷川きよし)、五能線(水森かおり)、あたらしい季節へ(Lead)

 大晦日開催の最後の年。倖田來未さんの過激な衣装。いつもドキドキさせられますね

第48回 2006年 一剣 氷川きよし 

第49回 2007年 蕾 コブクロ

第50回 2008年 Ti Amo EXILE

第51回 2009年 Someday EXILE

第52回 2010年 I Wish For you EXILE

第53回 2011年 フライングゲット AKB48

 第53回の優秀作品賞受賞は他に、Esperanza(西野カナ)、GO GO サマー!(KARA)、CALL(AAA)、この夜を止めてよ(JUJU)、庄内平野 風の中(水森かおり)、情熱のマリアッチ(氷川きよし)、それでも信じてる(FUNKY MONKY BABYS)、Why?(Keep your Head Down)、笑ってたいんだ(いきものがかり)

 東日本大震災の年。大変な年だったので記憶深いですね

第54回 2012年 真夏のsounds good! AKB48

第55回 2013年 EXILE PRIDE~こんな世界を愛するため~ EXILE

第56回 2014年 R.Y.U.S.E.I 三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE

第57回 2015年 Unfair World 三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE

第58回 2016年 あなたの好きなところ 西野カナ

第59回 2017年 インフルエンサー 乃木坂46 

  第59回の優秀作品賞は他に、手をつなぐ理由(西野カナ)、願いごとの持ち腐れ(AKB48)、LIFE(AAA)、風に吹かれても(欅坂48)、男の流儀(三山ひろし)、男の絶唱(氷川きよし)、RAIN(SEKAI NO OWARI)、EXCITE(三浦大知)、キラキラ feat.カンナ(AI)

 つい、昨日のように感じますが4年前なんですね

第60回 2018年 シンクロニシティ 乃木坂46 

第61回 2019年 パプリカ Foorin

第62回 2020年 炎 LiSA

 第62回の優秀作品賞は他に、I'm Here(三浦大知)、愛をください~Don't you cry~(純烈)、足跡(Little Glee Monster)、香水(瑛人)、世界中の隣人よ(乃木坂46)、猫~THE FIRST TAKE ver.~(DISH//)、離れていても(AKB48)、母(氷川きよし)、Fantasista~ファンタジスタ~(DA PUMP)

 鬼滅の刃の主題歌。やっぱりいい曲ですね

第63回 2021年 CITRUS Da-iCE

※ 動画はお借りしたものです

大賞受賞曲

 さすがどの曲もすばらしいですね 
 第1回の1959年(昭和34年)から1960年代は生まれてませんが、もちろん1度は聴いたことがある曲ばかりです。特に第4回の「いつでも夢を」、第5回の「こんにちは赤ちゃん」、第7回の「柔」、第9回の「ブルー・シャトウ」をよく耳にしたような気がします
 1970年代は後半からですが、リアルタイムで観るようになって、音楽の素晴らしさを実感し始めたころ。第20回の大賞「UFO」は初のアイドル歌手の受賞ということで、新しい風が吹いたといっていいでしょうか、衝撃的でした 
 1980年代が最も日本レコード大賞に関心を持ち、また最高の家族団欒のひとときといっていいと思います。第27回の明菜受賞からポップス・ロック系が強くなり、時代の変化を感じます 
 1990年代に入り完全に変わりました。受賞曲が部門別に2曲になったのが、第32回~34回の3年間。グループ歌手の受賞も増え、小室哲哉氏の時代といってもいいかもしれません
 2000年以降は連覇が目立ちました。浜崎あゆみ・EXILEの3連覇、AKB48・三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE・乃木坂46の2連覇と、その時々を引っ張ってきた歌手・楽曲関係者の功績といっていいでしょう
 日本レコード大賞の放送が12月30日になって、正直なところテンションが下降気味です。それでも私にとっては、音楽に興味・関心を持たせてくれた貴重な番組に間違いありません

 

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